のんび~り注文住宅建築紀行

2児の母が家を買おうか迷ってから家を建てるまで

夫婦間の好きなテイストの違い

家を建てるにあたって、夫婦間での意見の統一はなかなかむずかしいものだ。ちがう家でちがうものを食べて育ってきた、血のつながっていないふたりなのだ。しかたがないところはある。

わたしは可愛い雰囲気のものが大好き。ピンクとか、お花とか、レースとか、レンガ、シャンデリアなんか。主人はかっこ良くて落ち着いた雰囲気のものが好きだ。この片鱗はモデルハウス見学やハウスメーカーの建てた家(住んでる人がいる)を見学していてじわじわ明らかになってきていた。わたしは白いキッチンが好き。主人は、黒いキッチンに目を奪われる。

けっきょく、どうしたかというと主人が自分に合わせてくれた。わたしのほうが子育てをメインで担い家にいる時間が長いであろうということと(子どもが保育園に入れなかったらいったん失職してしまう可能性もある)、主人はそこまでデザインにこだわりがないとのこと。譲ってもらってすごくありがたかったけど、どうしても主人が譲れないところは彼の要望に合わせた。だって、ふたりとも好きな家を建てたいんだもの。

具体的には、

主人は細くて横長のタイルっぽい外壁
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は嫌い。なので、わたしはそれ以外のサイディングボードを選ぶ。

主人は一階のトイレの壁紙やタイルはシンプル系にしたい。そこで、わたしは自分の好きなくすみピンクの花柄の壁紙を二回のトイレに使う。

主人は主寝室の壁紙は暖色はイヤ。わたしが寒色の中から選ぶ。

みたいな感じです。

そういえば、婚活の記事かなんかで「好きなものが同じよりも嫌いなものが同じほうが付き合いが長く続く」と聞いたことがあります。好きなものより嫌いなもののほうが人生の満足度には影響が大きいのかもしれない。なんとか、ふたりの嫌いなものをうまいこと避けて楽しい人生をいっしょに歩めたら良いな。