のんび~り注文住宅建築紀行

2児の母が家を買おうか迷ってから家を建てるまで

家を買うタイミングの話

家を買うタイミングというのはむずかしい。子どもが大きくなってきて家が狭くなり家を買う人もいれば、妊娠中に計画する人もいる。また、子どもができる前に買う人もいる。

一見、子どもの人数や性別が出そろってから家を買うほうが子供部屋の数を考慮しやすいように思える。そもそも、子どもがひとりなら一戸建てよりマンションのほうが管理やセキュリティ的に優れているかもしれないし。しかし、子どもがいる状態でのハウスメーカーとの打ち合わせや商談はけっこうたいへんなのだ。われわれがそうだったのだが、子どもがさわいだり危ない場所にいかないように基本は夫婦のうちどちらかがついていることになる。すると、もうひとりは営業さんの話をちゃんと聞けず、場合によっては営業さんに同じ話を二度させてしまったり。心苦しい…。子育てが家をほしいと思った動機でもあり、家作りの速度を二分の一にする原因ともなるのだ。

いっぽうで、妊娠中ならば体はしんどいが子どもはおなかの中におさまっていてくれる。いちおう、大人の都合で動けるのだ。そしてまだ妊娠していなければ夫婦の機動力はさらに高い。

一般に、

【今後の生活スタイルの確定度合い】
子どもができる前<妊娠中<子どもがいる時

【動きやすさ】
子どもができる前>妊娠中>子どもがいる時

というわけだ。そしてもうひとつ、

【ローンの組みやすさ】
子どもができる前>妊娠中>子どもがいる時

ということも言える。子どもができてどんどん大きくなっていくともちろん親であるわれわれも年をとる。住宅ローンで月々の支払いが一番少なくなるのは35年ローンだが、30歳で組んでも返し終えるのは65歳。35歳で組むと70歳まで返し続けることになり、40歳で組むとなんと、75歳までなのである。40歳で35年ローンはちょっとむずかしいかもしれないな。

とどのつまり、家を買うタイミングはいつが良いのかというと、「いつでもいい」。いつ買っても大きなメリットとデメリットがある。夫婦で納得して買えたら、その時が一番の買い時ってことかな。