のんび~り注文住宅建築紀行

2児の母が家を買おうか迷ってから家を建てるまで

ずっと住む家を買う

新築分譲マンションを買おうと、契約寸前までいったことがある。念のため、知人で以前不動産営業をしていた人にアドバイスを求めた。そうしたら、「いずれは夫の地元に帰って住むつもりなら、他の場所のマンションはやめたほうがいい」と言われた。

いずれ転居したいと考えるなら、いつかはマンションを売ることになる。マンションを売って、そのお金で次の住居を購入したい。ただ、なかなかそううまくはいかないのだ。すぐにマンションが売れるわけではない。売れるには長い期間待っていなければならないかもしれない。でもこちらにも転居したいタイミングというものがある。そのタイミングに合わせて売るならば買い叩かれて損をすることになるかもしれない。買い叩かれたくないならばちゃんと売れるまでマンションと新居の二軒を所有する必要があるが、もちろん二軒の家を維持するには単純に二倍のお金がかかるのだ。

つまるところ、一般庶民は家を建てるなら終の住みかとして建てろということだ。わたしたち夫婦は子育ては一軒家でしたい。どちらも一軒家で育って、マンションで子育てするイメージがない。ということは、「マンションは買えない」と結論づけた。その分野に詳しい人のアドバイスは聞いておくものだと思った一件であった。